04830-170718 Macの購入相談
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最近相次いで、学生からMacの購入相談を受けます。昨日は、後期(9月)からshioゼミに入ることが決まった成蹊大学法学部の1年生から授業後に相談を受けた後、夕食をご一緒した東京大学工学部の3年生からも。
日々、論文を起案する法学部の学生にとって、Macは必需品です(工学部の学生は言わずもがなですね)。コンピュータを管理する手間や時間に振り回されることなく法的な文章を書く環境として、Macがベスト。
書きたいときに即座に書ける。余計なことに煩わされることなく楽に文章を書き、シェアし、かっこよくプレゼンし、コメントや添削をしあい、Macに最初から入っているたくさんの商用印刷クオリティの綺麗なフォントでレイアウトし、見栄えの良い文書を作成する、という一連の「文系的」作業をスムーズに進めることができます。
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候補は3つ。
どの機種でも、できることは基本的に同じ。主たる相違は速度と画面の解像度です。
「MacBook Air」はもっとも価格が安い。その価格差は画面の解像度に起因します。
「Retinaディスプレイ」を搭載した「MacBook」と「MacBook Pro」はくっきり綺麗で見やすい。「MacBook Air」の4倍の解像度なので、もはやドットが見えない。印刷のよう。これがもっとも大きな相違点でしょう。
画面の見やすさ、文字のくっきり度合いは目の疲労感に差を生じるので、shioは「MacBook」か「MacBook Pro」を選びます。実際、shioは2014年まで数年にわたって「MacBook Air」(11インチと13インチ)を使ってきましたが、「Retinaディスプレイ」搭載の初代「MacBook」が2015年に発売されてすぐ「MacBook」を購入し、2016年第2世代「MacBook」、そして2017年は最新の「MacBook Pro」を購入。Retinaディスプレイモデルのみを使っております。
文字がくっきりして読みやすいことも大切ですし、shio的には写真のピント確認などで高解像度を必要とします。特にSIGMAのカメラで撮影した超高解像度の高画質を美しく閲覧するにはRetinaディスプレイがベスト。
性能的には、動画の編集とか写真のRAW現像といったCPU・GPUに負荷をかける作業をしない限り、体感的な差は大きくないと思います。とはいえ、すべての作業において「MacBook Pro」がもっとも俊敏なのは事実。その次に速いのは「MacBook Air」、そして「MacBook」はもっともおっとり。実際、2年間「MacBook」をメインで使って慣れた後に「MacBook Pro」が使うと、すべてが速くて快適です。例えば、PDFの一部分をGyazoに切り出してScrapboxに貼る、という一連の作業も素早くできます。その操作を繰り返す作業だと、その速度の違いか効きます。
とはいえ、shioは2年間にわたってメインで「MacBook」を使ってきて何も問題ありませんでした。一般的な学生の用途で困ることはないと思います。ただし工学部の学生で数値演算を多用する場合は、「MacBook Pro」(中でも13インチより15インチ)になさるのがよろしいでしょう。GPUの性能に決定的な差があります。逆に、Retinaディスプレイにこだわらないなら、「MacBook Air」にすれば「MacBook」より少し高速です。
バッテリは「MacBook Air」がもっとも長持ちで12時間。「MacBook」と「MacBook Pro」は10時間もちます。従ってどの機種を使う場合でも、大学に電源アダプタを持参する必要を感じない日が多いと思います。90分の授業5コマで使っても7時間半ですからね。
shioゼミの学生はというと、多くの1・2年生が「MacBook Air」か「MacBook」を購入しています。そして次第にMacに慣れ、論文を書くだけでなく、Macでできるいろいろ(例えば論文集の編集、動画の編集など)にも使い始めます。中には速度的に物足りなくなり、3・4年生になる頃にはバイト代を貯めて「MacBook Pro」を購入する、という学生もいます。
購入するには、オンラインのApple Storeか、リアルのApple Store(銀座、表参道、銀座、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)が最も安心です。特にリアルのApple Storeで購入すると、購入後、初期設定などをお店のスタッフが手伝ってくださる無料サービスがあります。
また価格に関しては成蹊大学の学生はMacやiPadを格安で買えるよう、成蹊大学とAppleとで契約しています。ポータルサイトのトップ画面、最下部にあるリンクから専用ページにアクセスしてください。
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